ブログ|株式会社田中空調設備

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田中空調設備のよもやま話~第16回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県飯塚市を拠点に空調・換気設備等に伴うダクト工事を主に行っている

株式会社田中空調設備、更新担当の富山です。

 

 

 

🏭工場での役割

~粉塵・有害ガスを制御し、作業環境と人を守るダクトシステム~


⚙️ 工場におけるダクトの使命

 

工場や製造施設の現場では、
作業中に粉塵・煙・有害ガス・熱気などが発生します。
これらを放置すれば、作業員の健康被害や機械の故障につながるため、
ダクトによる排気・換気システムが欠かせません。

つまり工場のダクト工事は、
単なる空気の通り道ではなく、
**“命を守る空調インフラ”**なのです。


🧰 工場ダクトの種類

 

工場では、用途によって異なるダクトが使用されます👇

1️⃣ 排気ダクト:溶接ヒューム・塗装ガスなどを屋外へ排出
2️⃣ 集塵ダクト:粉塵を吸引し、集塵機に集める
3️⃣ 給気ダクト:外気を取り込み、酸素濃度を保つ
4️⃣ 冷暖房ダクト:工場内温度を一定に保つ

これらを適切に設計・施工することで、
安全・快適な作業環境が保たれます🌬️


🏗️ 工場ならではの施工技術

 

工場のダクト工事では、
一般ビルとは異なる“現場条件”があります。

  • 高天井での高所作業

  • 長距離・大口径のダクトライン

  • 耐熱・防爆仕様の設備対応

  • 大型機械との取り合い調整

それぞれに合わせて、溶接・支持金具・吊り構造を最適化。
まさに現場対応力とチームワークが求められる工事です。


💨 ダクト設計で変わる生産性

 

「ダクトの位置を2mずらしただけで、作業効率が上がった」
そんな例も珍しくありません。

気流の流れが変われば、
作業者の疲労・熱気・粉塵の舞い方も変わる。
つまりダクト設計は、生産性を左右する技術なのです。


🔩 使用素材と耐久性

 

工場では、湿気・薬品・熱など過酷な条件が多いため、
素材選定にも高い専門性が必要です👇

  • ステンレス製ダクト:錆びに強く、長寿命

  • 亜鉛メッキ鋼板:一般的な粉塵排気に最適

  • 耐熱鋼板:高温排気ライン用

  • PVC(塩ビ)ダクト:薬品や酸性ガス環境に対応

現場ごとの条件に合わせて、最適な素材と構造を選定します。


🧱 環境と健康を守る技術

 

工場のダクトは、労働安全だけでなく、
地域の環境保全にも関わります。

適切な排気処理・濾過システムを通じて、
有害物質の外部流出を防ぎ、
人にも地球にも優しい生産環境を実現しています🌏


💼 求職者の皆さんへ

 

工場のダクト工事は、スケールの大きな現場が多く、
一つのラインを完成させたときの達成感は格別です。

🔹 大きな現場で技術を磨きたい方
🔹 チームで動く作業が好きな方
🔹 空気・機械・安全を支える仕事に興味がある方

現場でしか学べない“空気の流れを読む力”が身につきます💪


✨ まとめ

 

  • 工場ダクトは、健康・安全・生産性を支える生命線

  • 粉塵・ガス・熱から人を守る空調技術

  • 技術力・対応力・チームワークが命

見えない場所で働く空気のプロたちが、
今日も“安全な工場の空気”をつくり続けています🏭🌬️

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社田中空調設備は福岡県飯塚市を拠点に空調・換気設備等に伴うダクト工事を主に行っております。

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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第15回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県飯塚市を拠点に空調・換気設備等に伴うダクト工事を主に行っている

株式会社田中空調設備、更新担当の富山です。

 

 

 

🌬️ダクト工事の目的

~快適な室内環境を維持し、人の健康と安全を守る仕事~


🏗️ ダクトとは?

 

「ダクト」とは、空気を運ぶ“管(くだ)”のこと。
エアコンや換気扇から送られた空気を建物内に循環させたり、
汚れた空気を外へ排出したりするための空気の通り道です。

住宅・オフィス・店舗・工場・学校・病院――
あらゆる建物にこの“見えない道”が張り巡らされ、
私たちが呼吸する空気の質を支えています🌿


🌬️ ダクト工事の目的

 

ダクト工事の最大の目的は、
快適で安全な空気環境をつくること。

温度・湿度・空気の流れをコントロールすることで、
夏は涼しく、冬はあたたかく、
そして清潔な空気を保つことができます。

空調ダクト・換気ダクト・排煙ダクトなど、
用途によって設計も素材も異なります。

  • 空調ダクト:冷暖房の空気を各部屋へ送る

  • 換気ダクト:汚れた空気を外へ排出

  • 排煙ダクト:火災時に煙を逃がして避難を助ける

つまりダクト工事とは、
「空気の安全インフラ」を築く仕事なのです。


💨 ダクト設計と施工のポイント

 

ダクトはただの金属管ではありません。
風量・風速・静圧など、さまざまな条件を計算し、
建物の構造に合わせて最適な経路を設計します。

曲がり角の角度ひとつ違うだけで、
風の流れが乱れて騒音や風量不足が起きることも💦

だからこそ現場では、設計通りの形を正確に製作・取付する
高い技術力と精密な感覚が求められます。


🔩 素材と加工のこだわり

 

ダクトには、主に以下の素材が使われます👇

  • 亜鉛メッキ鋼板(GI):最も一般的。耐久性とコスパに優れる。

  • ステンレス製:錆びにくく衛生的。病院や食品工場に最適。

  • ガルバリウム鋼板:防錆性・耐熱性に優れた新素材。

  • 不燃アルミダクト・フレキシブルダクト:軽量で施工性が高い。

1枚の鉄板を“展開図”から折り曲げ、溶接・リベット・フランジ固定して形にする。
この緻密な作業こそ、ダクト職人の真骨頂です🧰✨


🧱 ダクト工事が支える“目に見えない安心”

 

人が長く過ごす空間ほど、空気の質が重要です。
換気が悪ければ、二酸化炭素濃度が上がり、眠気・頭痛の原因に。
病院や学校では感染リスクも高まります。

だから私たちは「快適さ」だけでなく、
健康・安全・清潔さを支える空気の流れを設計・施工しています。


💼 求職者の皆さんへ

 

ダクト工事は“空気を形にする仕事”です。
建物が完成したあとには見えませんが、
人々が快適に過ごせるのは、この仕事があるからこそ。

🔹 ものづくりが好きな方
🔹 図面通りに正確に作業するのが得意な方
🔹 チームで大きな建物を完成させたい方

そんな方にぴったりな仕事です💪

あなたの手で、「空気が流れる建物」を完成させてみませんか?


✨ まとめ

 

  • ダクトは“空気の道”を作る重要な設備

  • 快適・安全・清潔な空間を保つために欠かせない

  • 職人の技術と精度が建物の“呼吸”を支えている

「空気をデザインする」――
それがダクト工事の目的であり、誇りです🌈

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第14回~

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🍳厨房ダクト工事の役割と重要性

 

 

 

🥘 厨房で発生する油煙の問題

 

飲食店やホテル、食品工場の厨房では、調理に伴い大量の油煙や水蒸気、臭いが発生します。

これをそのまま放置すると――

  • 天井や壁に油がこびりつく

  • 厨房内の空気がこもって働きにくくなる

  • 臭いがお客様のいる空間や近隣へ漏れる

  • 油分が原因で火災のリスクが高まる

といった問題が生じます。

これらを解決するために設置されるのが「厨房ダクト」です。


🍴 厨房ダクトの役割

 

厨房ダクトは、単なる換気設備ではなく「厨房の衛生と安全を守る基盤」といえます。

  • 油煙を外部へ排出し、清潔な環境を維持

  • 臭いを拡散させず、客席や周辺への配慮を実現

  • 油汚れの蓄積を防ぎ、火災リスクを軽減

  • 厨房スタッフの健康と快適な作業環境を守る

飲食業にとって厨房の清潔さは「お店の信用」に直結するため、厨房ダクトの整備は欠かせません。


⚙️ 厨房ダクト工事の流れ

 

  1. 設計
    調理機器の配置や厨房の広さを基に、必要な排気量を算出。効率的に排煙できるルートを決定します。

  2. 製作
    油煙が付着するため、錆びにくく清掃しやすいステンレス製が主流。強度と耐久性も重視されます。

  3. 設置
    厨房から天井裏や壁を通じて屋外へ排気経路を確保。油煙が逆流しない構造や、掃除口を設けるなどの工夫も行われます。

  4. 試運転
    実際に調理を行い、油煙や臭いがしっかり排出されるかを確認します。


🧩 メンテナンスと清掃

 

厨房ダクトは油汚れが蓄積しやすいため、定期的な清掃が不可欠です。


清掃を怠ると、排気効率が下がるだけでなく、油に引火して火災が発生する危険もあります。

そのため、専門業者による定期点検や清掃が法律で義務付けられているケースもあります。


✅ まとめ

 

厨房ダクトは、安全で清潔な飲食環境を維持するために欠かせない設備です。

  • 油煙や臭いを効率的に外へ排出

  • 火災リスクを軽減し、厨房の安全を確保

  • 清掃やメンテナンスによって性能を長く維持

見えない部分で働く設備ですが、飲食店や厨房の品質を大きく左右する「縁の下の力持ち」といえる存在です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第13回~

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🔥排煙ダクト工事の重要性と役割

 

 

 

🚨 火災と煙の危険性

 

火災が発生した際、被害を大きくするのは炎そのものではなく「煙」であることをご存知でしょうか。煙は有毒ガスを含み、視界を奪い、数分のうちに避難を困難にします。建物火災による死因の多くが「煙による窒息」といわれており、その危険性は計り知れません。

この煙を効率的に建物外へ排出し、避難経路を確保するための設備が「排煙ダクト」です。普段は目立たない存在ですが、火災時には人命を守るために最前線で機能する極めて重要な役割を担っています。


🏢 排煙ダクトが設置される施設

 

排煙ダクトは特定の建物に義務付けられています。代表的な設置例は以下の通りです。

  • 高層ビルや大規模オフィス

  • 病院や学校、介護施設など避難に時間がかかる施設

  • 地下街やシネマコンプレックス、ショッピングモールなど大規模集客施設

これらの建物では、防火区画や避難計画と一体となって排煙ダクトが設置され、人々の安全を守ります。


⚙️ 排煙ダクト工事の流れ

 

排煙ダクト工事は、防災基準に基づいて厳密に行われます。

  1. 設計
    建物の用途や規模を踏まえ、煙の流れをシミュレーションしながら設計します。避難経路と連動して計画されるのが特徴です。

  2. ダクト製作
    防火性・耐熱性に優れた鉄板やステンレスを使用。火災時の高温に耐え、破損や変形を防ぐため高品質な加工が求められます。

  3. 設置
    天井裏や壁内部にルートを確保し、各フロアから屋外へつなぎます。防火区画を貫通する部分は「防火区画貫通処理」を施し、延焼を防止します。

  4. 試験運転
    実際に送風機を作動させ、想定通りに煙が外部へ排出されるかを確認。逆流や気密性不足がないか、細かく点検します。


🧩 メンテナンスの重要性

 

排煙ダクトは「設置して終わり」ではありません。

長期間使われるうちに埃や油分が付着すると、性能が低下します。

定期的に点検・清掃を行い、非常時に確実に作動する状態を保つことが義務付けられています。


✅ まとめ

 

排煙ダクトは、防災設備の中でも人命に直結する極めて重要な設備です。

  • 火災時に煙を効率的に排出し、避難経路を守る

  • 法規制に基づき設置・施工される安心の仕組み

  • 定期的な点検・清掃が欠かせない

普段は気づかない存在ですが、もしもの時には建物利用者を守る「最後の砦」となります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第12回~

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換気ダクトの役割と健康への影響 🍃🏠

 

 

 

1. 換気ダクトとは?

 

換気ダクトは、室内にこもった二酸化炭素や湿気、においを外に排出し、代わりに新鮮な空気を取り込むための設備です。

特に高気密・高断熱住宅が増えている現代においては、自然換気だけでは十分ではないため、換気ダクトが果たす役割はますます大きくなっています。


2. 換気ダクトの役割

 

(1) 室内環境を清潔に保つ

人が呼吸することで二酸化炭素が増え、調理や生活活動で湿気や臭いも発生します。換気ダクトはこれらを効率的に外へ排出し、常に新鮮な空気を供給します。

(2) カビ・結露の防止

湿気がこもると壁や天井に結露が発生し、カビやダニの原因になります。換気ダクトによる湿気排出は、建物の寿命を延ばすことにもつながります。

(3) 健康被害の予防

換気が不十分だと「シックハウス症候群」やアレルギー、さらには感染症のリスクが高まります。換気ダクトは健康維持のための大切な設備です。


3. 換気ダクトの種類

 

  • 全熱交換型換気
     外気を取り込む際に室内の温度と湿度をある程度保持するタイプ。冬の冷気や夏の熱気を緩和して取り込めるため、省エネ効果が高い。

  • 局所排気ダクト
     厨房やトイレ、浴室など、汚れや湿気が集中する場所に設置。効率的に汚れた空気を外に出す。

  • 排煙ダクト
     火災時に煙を排出して避難経路を確保。命を守るための非常に重要な役割を担う。


4. 換気ダクト施工の工夫

 

  • 風量計算の徹底
     部屋の大きさや人数に合わせて必要換気量を算出。これが不足すると換気が機能しない。

  • メンテナンス性
     油やホコリが溜まりやすい換気ダクトは、定期的に清掃しやすい構造にすることが大切。

  • 防音対策
     ダクトの中を空気が流れると音が響くため、吸音材を使って静かな環境を保つ工夫もされる。


5. まとめ

 

換気ダクトは、建物の「空気の質」を決める大切な存在です。

快適性だけでなく、健康・衛生面、さらには建物の耐久性を守るためにも不可欠です。

普段は目に見えませんが、生活を支えるインフラの一部として欠かせない工事だと言えるでしょう。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第11回~

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空調ダクトの役割と重要性 🌬️❄️🔥

 

 

 

1. 空調ダクトとは?

 

空調ダクトとは、冷暖房設備から発生する空気(冷気や暖気)を建物の各部屋に効率よく送り届けるための「空気の通り道」です。

オフィスビル、病院、商業施設、工場などの大規模建物では必ずと言っていいほど導入されており、建物全体の空調システムの中核を担っています。

家庭用エアコンは部屋ごとに室内機を設置するのが一般的ですが、広い建物では個別に設置すると効率が悪くなるため、空調機とダクトを組み合わせて「一括管理」するのが主流となります。


2. 空調ダクトの役割

 

(1) 温度の均一化

もしダクトがなければ、エアコンから近い場所は寒すぎたり暑すぎたり、遠い場所は快適さが足りなかったりと「温度ムラ」が発生します。ダクトは冷暖気をバランスよく各所に分配し、どこにいても快適な温度を保つことを可能にします。

(2) 省エネ・コスト削減

ダクトを使うことで空調効率が高まり、必要以上に強い出力で空調機を稼働させる必要がなくなります。特にオフィスビルやショッピングモールなど、24時間近く空調を動かす場所では、エネルギーコスト削減に直結します。

(3) 快適性の向上

空調が整っている環境では、従業員の集中力が持続しやすくなり、生産性も上がると言われています。住宅でも同様に、快適な温度環境が「暮らしやすさ」を左右します。


3. 空調ダクトの種類と特徴

 

  • 角ダクト(四角形)
     大規模建物で多く採用される。大量の空気を効率よく流せる。

  • スパイラルダクト(円形)
     空気抵抗が少なく送風効率が良い。デザイン性も高く、カフェや工場の天井に「見せるダクト」として採用されることも多い。

  • フレキシブルダクト
     蛇腹状で柔軟に曲げられる。狭い天井裏や複雑なルートに最適。


4. 空調ダクト施工の工夫

 

  • 断熱材の使用
     冷気や暖気が途中で逃げないよう、外周に断熱材を巻き付ける。

  • 継ぎ目の処理
     少しの隙間からでも空気は漏れるため、接合部の気密性を徹底。

  • メンテナンスのしやすさ
     清掃や点検のために点検口を配置。長期的に清潔で効率の良い運用が可能になる。


5. まとめ

 

空調ダクトは、普段は天井裏に隠れて見えない存在ですが、実は建物の快適性を大きく左右する「縁の下の力持ち」です。

効率的な温度管理・省エネ・快適な空間づくりを実現するために欠かせない存在と言えるでしょう。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第10回~

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【チーム田中空調設備】夏を乗り越えるための必勝メシ!鰻でスタミナチャージ!


連日、猛暑が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?


私たちの仕事は、空調設備やダクト工事など、まさに「夏を支える仕事」。

しかし、夏場は現場の暑さとの戦いでもあります。

そんな私たちが、この厳しい季節を乗り越えるために選んだのは――
「鰻(うなぎ)」!!


鰻でパワー全開!

 


現場で汗をかくからこそ、栄養補給はとっても大事。


うなぎは高タンパクでビタミンB群が豊富。疲労回復やスタミナ維持に最適なんです!


今回は、チーム全員で美味しいうな重をいただき、心も体もリフレッシュしました。


頼れる仲間と共に

 


「安全第一」を合言葉に、猛暑の現場でも一丸となって作業を続ける私たち。


チームワークが強みの田中空調設備では、こうして時々息抜きをしながら士気を高めています。


仲間と食べるご飯は、何よりのエネルギー源ですね。


夏の現場も全力対応!

 

この夏も、皆さまに快適な空間をお届けするために、
田中空調設備は全力で取り組んでいます!


空調・換気・ダクト工事のご相談はお気軽に!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第9回~

皆さんこんにちは!

 

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【施工事例】今からの暑い夏に向けて!空調ダクト工事で快適空間を実現

 

 


今回は、暑い夏を快適に過ごすために欠かせない空調ダクトの施工事例をご紹介します。


飲食店やカフェなど、人が集まる空間では「空調の効き」が快適さを左右します。

見えないところで大活躍しているのが、この空調ダクトです。


なぜ空調ダクトが重要なのか?

 

空調ダクトは、エアコンや空調機で冷やした(あるいは暖めた)空気を、室内の隅々まで均一に届けるための役割を担っています。


ダクトがしっかり設置されていないと、

  • 冷房が効かない

  • 一部の席だけ暑い(または寒い)

  • 光熱費が無駄にかかる

といったトラブルの原因に…。


だからこそ、施工精度がとても大切なのです。


今回の施工ポイント

 

今回工事を行ったのは、オシャレなカフェの空調ダクト設置です。


デザイン性を損なわないよう、シンプルかつ機能的なレイアウトを意識しました。


さらに、店内の見た目にも馴染むよう、金属ダクトの質感を活かしたインダストリアルデザインを採用。


施工写真①


店舗入口側から見たダクトの全景。整然と並んだダクトラインが美しい!


施工写真②


奥行きのある空間にしっかり冷気を届けるため、ダクトの長さを調整しました。


施工のこだわり

 

  • 効率的な風の流れを設計
    店内全体で温度ムラが出ないように、空気の流れを計算してダクトの位置を決定。

  • 安全性と耐久性を重視
    頑丈な支持金具でしっかり固定し、長期間安心して使える施工を実現。

  • デザインとの調和
    カフェの雰囲気を壊さないように、無骨すぎず、洗練された印象を演出。


暑い夏に備えて、今こそ空調の見直しを!

 

気温が上がるこれからの季節、空調設備の性能が快適さのカギを握ります。


「最近エアコンの効きが悪い…」「新店舗に空調を設置したい!」
そんなお悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。


プロの技術で、快適で過ごしやすい空間をお届けします!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第8回~

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シリーズ6:ダクトのメンテナンスと定期点検の重要性

〜建物の“空気の通り道”を守るということ〜

今回は、空調や換気設備の中でも縁の下の力持ちとして働いている「ダクト」のメンテナンスと定期点検の重要性についてお話しします。

普段私たちは空気の流れをあまり意識せずに暮らしていますが、その快適な空間を支えているのが、壁や天井の裏に張り巡らされたダクト配管です。冷暖房、換気、排煙など、あらゆる空気の“通り道”として機能しているこの設備は、実はとてもデリケートで、メンテナンスを怠るとさまざまな問題を引き起こします。


なぜダクトのメンテナンスが重要なのか?

 

ダクトは建物の“呼吸器官”とも言える設備です。空気を吸い込み、運び、吐き出すという機能を担っており、空気の質や流れに直結しています。

しかしこのダクト、実際には天井裏や壁の中など見えない場所に設置されていることが多く、「気づいた時には手遅れ」なケースも少なくありません。

例えば以下のような問題が、メンテナンス不足のダクトで発生します:

  • 空気の流れが滞り、部屋の中がムッとする

  • カビやダニ、ホコリが蓄積し、アレルギーや咳の原因に

  • ダクトの継ぎ目から空気が漏れ、空調の効きが悪くなる

  • 音や振動が発生し、居住者や利用者が不快に感じる

  • 防火設備が正常に作動せず、火災時の被害が拡大する恐れも

 

つまり、ダクトの劣化は**「空気の質の悪化」「光熱費の増加」「安全性の低下」**を招くことになりかねません。


ダクトメンテナンスの3つの基本項目

 

① 内部清掃

 

ダクト内には、想像以上に多くのゴミや汚れが溜まります。ホコリ、花粉、油、粉塵、時にはネズミや昆虫の死骸まで…。
これらが蓄積すると、空気の流れを邪魔するだけでなく、悪臭やカビの原因にもなります。

特に飲食店、工場、病院、福祉施設では、一般住宅よりも空気中の汚れが多く、半年〜1年に一度の清掃が理想的です。

また、家庭でも「ペットがいる」「加湿器を多用する」「築年数が古い」などの条件が重なると、ダクト内のカビ発生リスクが高まります。

清掃の方法は、専用の回転ブラシやバキューム、場合によっては薬剤噴霧を併用し、徹底的に内部をリフレッシュさせます。


② 接合部・本体の点検

 

ダクトはパーツの集合体です。直管・エルボ・分岐・フレキシブルダクトなどが連結されており、その接合部は特に弱点です。

経年劣化や地震、施工不良などによって、シール材の剥がれや金具の緩みが起こると、空気が漏れて空調効率が落ちます。

空気が漏れ続けるとどうなるか?

  • エアコンが余計に稼働して電気代が増える

  • 設備に無理がかかって故障リスクが高まる

  • 温度ムラや風量不足で住み心地が悪化する

 

また、振動や風切り音が生じることも多く、音響トラブルの原因にもなります。

1年に1度は点検を行い、シール材の補修や締め直しを行うことで、ダクトの寿命を延ばすことができます。


③ 防火ダンパー(FD)の確認

 

火災時、ダクトが煙や炎の通り道になってしまうことを防ぐために設置されているのが、防火ダンパーです。
この装置がしっかり作動しないと、延焼や煙の拡散が広がり、建物全体の被害が深刻化します。

しかし、長年放置されたFDはサビ・ホコリ・グリスの劣化などで固着しやすく、いざという時に作動しないというケースが報告されています。

消防法では「年1回の作動確認」が義務化されていますが、実際に点検・潤滑・修繕までしっかり行われている現場は、まだ一部です。

万が一の火災時に人命と建物を守るためにも、ダンパー点検は決して後回しにできません。


定期的な点検・清掃を行うことのメリット

 

  • 空調効率を維持し、省エネ・節電につながる

  • カビや異物を除去して、健康被害を防ぐ

  • 突然の設備トラブルや火災リスクを予防

  • 建物の資産価値を維持できる

  • クレーム・苦情・行政指導を防げる

特に法人・商業施設・集合住宅では、トラブルが発生すると信用問題にもつながります。小さな手間を惜しまないことが、将来の安心に直結します。


まとめ:ダクトを「見えないけど大事な設備」として扱おう

 

私たちが空調の効いた快適な空間で生活できるのは、ダクトが正常に働いてくれているからです。
しかしその存在は見えない場所にあり、故障して初めてその重要性に気づくことも少なくありません。

だからこそ、日常的な点検と、定期的なプロによる清掃・整備が必要不可欠なのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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田中空調設備のよもやま話~第7回~

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シリーズ5:ダクト工事のトラブル事例とその対策

~「換気が効かない」「風が来ない」はこうして防げ!~

今回は、空調・換気システムの要とも言える「ダクト工事」におけるトラブル事例と、それに対する具体的な対策を詳しくご紹介します。

ダクト工事は、建物の中を快適に保つための“呼吸器官”のような存在です。しかし、一見見えない箇所であるがゆえに、設計・施工・メンテナンスのどこかで不備があると、目に見えない形でじわじわと不具合が広がっていきます。

トラブルが起こってからの修繕は大がかりになることも多く、初期段階の正確な設計と丁寧な施工が極めて重要です。


よくあるダクト工事のトラブル事例とその解決策


事例①:サイズミスによる風量不足

 

【発生事例】

ある事務所ビルで、空調ダクトが各フロアへ配管されたにもかかわらず、「エアコンの効きが悪い」「風がほとんど来ない」といったクレームが多発。調査の結果、設計時の風量計算が甘く、主要ダクトが細すぎたことが判明しました。

【主な原因】

  • 設計段階でのCFD(流体解析)やシミュレーション不足

  • テナントレイアウトの変更に対して、風量再調整をしなかった

  • 現場の都合でダクトサイズを変更したまま、調整不足で施工完了していた

 

【解決策】

  • 施工前に空調負荷と風量を再計算し、シミュレーションツールを使って流れを事前確認

  • 現場の制約に応じてダクトルートが変更された場合は、設計変更と構造補正を速やかに連携

  • 施工後、各末端で風量測定を実施し、バランス調整(ダンパー制御など)を徹底

 

ワンポイント!


現場では「収まり優先」で小径に変更されがちですが、風速や静圧の関係から空調効率が著しく低下するケースも。設備図と現場寸法を“同時に確認”する文化が重要です。


事例②:接合部からの空気漏れ

 

【発生事例】

某ビルの地下駐車場に設置された排煙ダクトで、火災訓練時に“煙が予想以上に拡散”してしまうというトラブルが発生。
点検の結果、複数のダクト接合部でシール材が適切に施工されておらず、空気漏れが多数確認されました。

【主な原因】

  • コーキング材やシールテープの貼付忘れ、または規定未満の処理

  • ダクトの熱伸縮による経年劣化(特に天井裏や機械室まわり)

  • 硬化や剥離したシーリング材が、風圧で飛散・破損していた

 

【解決策】

  • ダクトの接合時には規定のシール材(ネジ止め+コーキング)を併用

  • 施工後に**エアリークテスト(気密試験)**を実施して漏れを可視化

  • 点検時に接合部を触診・赤外線カメラ・煙テストで確認し、経年劣化を早期発見

 

ワンポイント!


見た目はきれいに仕上がっていても、**目に見えない「内部漏れ」**は意外と多く、これが原因で空調効率が5〜20%ダウンするケースも珍しくありません。
特に「冷暖房が効かない」と言われる建物の多くで、ダクト漏れが見落とされていることがあります。


その他のよくあるトラブル事例


騒音トラブル(ダクト内共鳴)

 

【事例】天井ダクトを通じて「ゴーッ」「ヒューヒュー」という音が部屋に響く。
【対策】ダクト内面に吸音材を設置するか、風速を下げて気流音を抑える。


火災時の排煙不良

 

【事例】排煙用ダクトが天井裏で塞がっていたり、ダンパーが開閉しない。
【対策】排煙ダンパーの定期点検義務を遵守し、可動状況を半年ごとにチェック。


ダクトのたるみや支持金具の脱落

 

【事例】軽量天井に施工された軟質ダクトがたるみ、空気が正しく流れない。
【対策】サドル支持・バンド固定を強化し、1mピッチ以下の間隔で支持を徹底。


✅ ダクト工事で“失敗しないために”今できること

 

トラブルを防ぐには、何よりも設計・施工・点検の三位一体の体制づくりが必要不可欠です。
以下のチェックリストを元に、社内・協力業者との連携強化を図りましょう。


施工前チェック

 

  • 設計風量と計算が最新の建物レイアウトに基づいているか

  • ダクトサイズ、ルート、材質が現場制約に適応しているか

  • 特殊条件(高温環境・排煙用途・消音要件)を満たしているか


施工中チェック

 

  • 接合部の締結状態、シール処理が図面通りか

  • 支持金具や吊りボルトの強度・耐震仕様が適切か

  • 断熱処理(特に冷媒配管周辺)が確実に行われているか


完成後の検査

 

  • エアリーク試験または煙テストを実施しているか

  • 風量・静圧測定でバランス調整されているか

  • メンテナンス口の確保や点検経路の整備がなされているか


まとめ:ダクト工事は“空気を操る精密工事”

 

ダクトは単なる配管ではなく、建物の空気の流れ・温度・快適性・安全性を担う極めて重要な設備です。
一見地味に思われがちですが、適切なダクト設計と丁寧な施工が、快適なオフィスや店舗、住宅を支えているのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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